少し前まで、役員の人間にはボーナスが出ないというのが一般的でした。
しかし、近年では税務上のルールさえ守れば役員に賞与を支給しても何ら問題はありません。
ここでは、そんな役員報酬とは別の、役員賞与についてお話しましょう。
役員賞与の支払い方法
役員報酬を支払う場合、以下の5つは抑えておかなければならない要素です。
・年間売上予測
・粗利率
・固定費
・法人税
・銀行の年間返済額
ここから、年間売上率から粗利を計算し、その粗利から固定費を引きます。
そしてそこから残った額で法人税や年間費用学を差っ引けば、残ったお金が最終的な利益になります。
注意
上記をきちんと守り役員報酬の他に役員賞与を支給すれば、役員賞与は節税対策になります。
しかし、ルールを守らずに役員賞与を支払うと税負担が2倍になってしまいます。
ルールを破ると役員賞与がなかったものと判断されてしまうため、その賞与分にも法人税が加算されてしまうからです。
そうならないためにも、役員賞与の支払いは真剣に検討する必要があります。
一番良いのが税理士やコンサルタント企業に依頼し、問題ないかを確認することです。